JALとマレーシア航空、共同事業を目指すことに合意

日本=マレーシア間でフライトの利便性向上を目指す

JALとマレーシア航空が共同事業に合意

日本航空株式会社(JAL)とマレーシア航空が、利用者の利便性とサービス向上を目的とした共同事業実施に向けた覚書を締結した。

JALとマレーシア航空は、マレーシア航空がワンワールド加盟を決定した2012年より、日本とマレーシア両国間などでのコードシェア提携を開始。2019年5月現在、成田=クアラルンプール間においては、JALが週7便、マレーシア航空が週12便を運航している。また、マレーシア航空は関西=クアラルンプール(週7便)、成田=コタキナバル(週2便)を運航している。

「両社の提携関係をさらに深化させる取り組みである共同事業により、お客さまによりよいサービスの提供が可能となります。加えて両社は、共同事業以外でもお互いの知見を共有し、貨物やその他周辺事業も含めた協力関係の構築を検討し、両国マーケットにおけるツーリズム振興に寄与していきたいと考えています」とコメントしている。

両社はすでに、関係当局への独占禁止法の適用除外の申請を行っており、認可後は2020年までの共同事業の開始を目指すとしている。