那覇基地航空祭で旅客機を撮影してみよう

間近で旅客機を撮影できるイベント

「空港の滑走路付近で旅客機を撮影する」…取材でも無い限り、そんな場所から旅客機の撮影なんて出来ないと思うかもしれません。ところが、誰でも滑走路付近で旅客機を撮れるイベントがあるのです。

誘導路の間近で撮影したJALのB777-200

毎年、12月に開催される航空祭

そのイベントとは、毎年12月に航空自衛隊、那覇基地で開催される「美ら島エアーフェスタ」です。会場となる那覇基地は、那覇空港と隣接しており滑走路は民間と共用で使用しています。そのため、一般開放された基地内から離着陸する旅客機を間近で見る事が出来るのです。

自衛隊機と民間機のコラボが楽しめる

那覇空港の滑走路は、航空自衛隊の他に陸上自衛隊と海上自衛隊、それに海上保安庁に沖縄県警の航空隊も使用しており、航空祭ではチャンスがあればそれぞれの航空機も見る事ができます。軍用機と旅客機のコラボは、那覇基地ならではだと言えます。
航空祭では、F-15Jの機動飛行などイベントも盛りだくさんなので、こちらも楽しめます。

航空祭ではF-15Jの迫力ある機動飛行が

国内有数の離発着回数

自衛隊や米軍と滑走路を共用している空港は、三沢空港や茨城空港、岩国空港などがあり、それぞれの基地の航空祭で同じように旅客機が撮影できますが、那覇空港は国内線だけで見ると着陸回数は日本第2位と圧倒的な回数なので、旅客機をより楽しむなら那覇空港がオススメだと言えます。

那覇路線は各地から就航しており、またLCCも利用できるので選択の幅は広がります。那覇基地は空港から徒歩でも行け、ゆいレールの赤嶺駅からなら徒歩数分とアクセスもいいのが特徴です。
最近は人でごった返す人気の航空祭ですが、那覇基地の航空祭は比較的空いているので、ゆっくり見る事ができるのも嬉しいポイントです。

航空祭では戦闘機も民間機も展示される

航空祭では民間機も展示され、ANAやJTAなど航空会社のブースも出てイベントも行っています。また地元の物産展などもあり沖縄のグルメやお土産が買え、エイサーなども行われるので、沖縄観光がここで出来てしまうと言っても過言じゃないでしょう。
離発着の多い空港だけに、他の航空祭に比べると軍用機のデモは控えめですが、その分旅客機の撮影が楽しめます。
いつもと違うアングルを狙ってみるには、おすすめのイベントです。

画像ギャラリー

クリックすると拡大します

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする